10月 - 2つのおとぎ話 作品20より第2番「鐘」 ロ短調 Medtner 2 Fairy Tales Op.20 No.2 "Campanella"

フライヤー津田塾大学同窓会千葉支部主催、ミハイル・カンディンスキー氏の「ピアノリサイタルとロシアの鐘のお話」

2023年10月7日に市川市文化会館にて津田塾大学同窓会千葉支部主催、ミハイル・カンディンスキー氏による「ピアノリサイタルとロシアの鐘のお話」が行われました。ベートーヴェン「ピアノソナタ第7番ニ長調 Op.10-3」、グリーグ「抒情小品集Op.54」、ラフマニノフ「6つの音の絵 Op.33」、メトネルのおとぎ話の中の「鐘の歌」Op.20-2が2曲目に演奏されました。

カンパネラは、イタリア語で小さな鐘を表します。日本でいう鐘とは違い、ロシアの鐘は、町により違う大きさや数があり、響きも異なるとのお話がありました。その役割は様々で、祭りや喜びの鐘の音、結婚の鐘の音、悲劇的な鐘の音、弔いの鐘の音、警鐘の鐘の音などだそうです。

このメトネルの作品では、タタール人や隣の兵隊が侵入してきた時にも鳴らされた鐘の音のイメージを奏でたもので、危険や恐れを告げている様子が聴き取れます。鐘というテーマにまつわるお話などで絞った演目は、国や作曲家のバックグラウンドを比較しながら学び、聞くことができ面白い企画だと思いました。今後もこのようなテーマ別のリサイタルがあると理解が深まると思いました。